避妊手術・去勢手術Neutralization

前立腺肥大のリスクを減らすことができるとされています。 幼いうちに去勢することで、マーキング行為をさせない効果もあります。 性格的にも穏やかになる傾向がありますので、男の子同士の争いが軽減される可能性があります。
また、精巣を摘出するため精巣腫瘍の心配は全く無くなり、男の子に多い肛門周囲瘻や会陰部ヘルニア(脱腸)のリスクも低減するとされています。

妊娠しないので、生まれた子猫の里親探しの手間が省けます。猫さんは犬さんと違い、交尾をしないと発情がおさまらないことが多く、なおかつ発情中に発する、長期にわたる特徴的な大きな鳴き声に悩まされ、不眠になってしまう飼い主さんが多く存在します。また、長期の発情で体調を崩す猫さんも多いのです。
不妊手術をすることで、飼い主さんはその鳴き声に悩まされる心配が無くなり、猫さんも安定した体調が持続して、穏やかな生活を送ることができるようになるのが最大のメリットです。

幼いうちに去勢手術をすると、あちこちにおしっこをするような、男の子の猫さんに有名なスプレー行為は発現せず、全般的に、おとなしく飼いやすい猫さんになるようです。
特に猫さんの場合は、去勢せずに成長してスプレー行為、あるいは他の猫にケンカを売るような行為をするようになった後でも、去勢手術を行うことで様々な問題になる行為をしなくなる可能性があります。